日本企業が海外で飛躍するための土台を作る~翻訳者インタビュー Vol.3~フリーランス翻訳者N.S様

N.S様

現在どのような翻訳に携わっていますか?

法務・契約書分野を主な専門として、各種契約書、規則、ガイドライン、訴訟資料などを翻訳しています。

翻訳者として働き始めたきっかけは何ですか?

自然の豊かな田舎の土地でも英語を活かして働ける仕事を考えた時に、フリーランスの翻訳者という選択肢に至りました。

翻訳者になるためにどのような学習をしましたか?

契約書分野で使用する特殊な言い回しや用語(英語・日本語共に)がありますので、それらを通信教育(翻訳者養成のための通信講座を有している会社が提供しているもの)、参考書などで勉強しました。

翻訳の仕事のやりがいは何ですか?

翻訳を通して、日本企業の皆さんが日本のみならず海外で飛躍するための土台の一部を構成していると思えることです。思い上がりかもしれませんが、そのように思うとやる気が出ます。

また、クライアントの方に、「綺麗な訳でした」と言っていただけたときは、本当にやっていてよかったと思いました。

翻訳の仕事で大変なことは何ですか?

翻訳全体に言えることですと、言葉は生きていますので常に勉強が必要なことと、文脈に当てはめて考えないと真意は分かりませんので、辞書の意味が必ずしも正しい(自動的に当てはめることができる)わけではないことです。

これには本当に悩まされます。契約書分野で言えば、日本法と英米法の違いを考慮することや正確性です。「5日まで」が、5日を含むかどうかだけでも重要な問題ですので、神経を使います。

今後のキャリアビジョンややりたい仕事について教えてください

現在数年のキャリアですが、やればやるほど知識・方法などが積み重なっていくように感じますので、このまま続けて70歳くらいまで現役でいたいです。

なるべく分かりやすく簡潔に、かつ原文を尊重した訳文が作れるように心がけたいのと、普段忙しくてなかなかできない民法や英米法の勉強ももっとしていきたいです。

翻訳者を目指す方にアドバイスをお願いします

アドバイスができる立場にあると思えませんが、自分が翻訳者を目指していた頃を振り返って有意義だったと思うことは、情報収集(翻訳者になるために何が必要か)や専門分野の勉強です。

それと、今になって、同じく翻訳者を目指す方や現役の翻訳者の方と相談できたり、意見交換できたりするような人脈を作っておけば良かったなと思うことがあります。